創造工学科のモビリティチームは、12月19日に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されたエコランレース「Ene-1 SUZUKA Challenge」に出場しました。本校のモビリティチーム「長野県須坂創成高校チーム野村」は、KV-Moto部門(2輪車部門)の高校クラスに2台が出走し、15台中7位(総合15位)および8位(総合17位)と、2台とも完走を果たしました。

本大会は、市販の充電式単三乾電池40本のみを動力源とし、起伏の激しい国際サーキットを3周(1周約5.8km)走行して合計タイムを競う競技です。昨年度は車両トラブルにより十分な走行ができず、悔しい結果となった大会でもありました。今年は11月のEne-1 MOTEGI GPの経験を生かし、車両の設定や走行戦略を見直して臨みました。
大会前日は小雨の中での練習となり、急勾配の上り坂をいかに安定して走り切るかが大きな課題となりました。青号は低速トルクを重視した設定で電池エネルギーを3等分して完走を目指し、白号はできるだけ走行距離を伸ばす戦略を採用しました。当日はチームが一丸となってサポートにあたり、青号は計画どおり完走、白号も途中停止を挟みながら最後まで走り切ることができ、初めて2台同時完走を達成しました。
表彰台には届きませんでしたが、距離の長い鈴鹿サーキットで完走できたことは大きな成果です。生徒たちの努力はもちろん、保護者の皆様、関係者様、本校職員やOBの皆様のご支援に心より感謝申し上げます。チームは今回の経験を生かし、さらなる車両改良に取り組んでいきます。今後とも応援をよろしくお願いいたします。

創造工学科モビリティチーム「Ene-1 SUZUKA Challenge」で2台完走を達成!
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