本校創造工学科のモビリティチーム「長野県須坂創成高校チーム野村」は、11月9日に栃木県茂木町のモビリティリゾートもてぎで開催されたエコランレース「Ene-1 MOTEGI GP」に出場し、KV-Moto(高校クラス)で11台中3位入賞、総合13位/31台という好成績を収めました。
Ene-1 GPは、環境や技術への挑戦をテーマとした全国大会で、市販の充電式単三電池40本の限られたエネルギーのみを使用し、本格的な国際サーキットを3周(約12km)走行、その合計タイムを競う競技です。今年は昨年度4位だった車両をベースに、電池パックの自作やモーター位置の改良を行い、より効率的な走行を目指しました。
大会当日は雨天やコース変更など厳しい条件の中でのレースとなりましたが、チームは「電池を3等分して走行する」というエネルギー管理戦略を徹底。連携を密にし、車両トラブルもなく3周を完走しました。その結果、見事本校初の表彰台となる3位入賞を果たしました。
この成果は、生徒たちの努力に加え、保護者の皆様のご理解とご協力、試走場所を提供してくださったドリームモータースクール須坂様、本校職員やOBの皆様の支援の賜物です。チームの生徒たちは今回の経験を通じて大きな手応えを得ており、さらなる技術向上を目指して活動を続けています。
次回は、12月21日に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催される「Ene-1 SUZUKA Challenge」全国大会に出場予定です。引き続き、須坂創成高校モビリティチームへのご声援をよろしくお願いいたします。